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人氣824



彼女から連絡が来たのは2週間ほど前の深夜。
たまたま起きていた僕はすぐ返信したのだが、彼女と会う約束になるまで時間はかからなかった。

当日待ち合わせ場に着いていた彼女は綺麗でどこか上品な女の子だった。

当然僕は心の中でガッツポーズしながら、綺麗な街並みを見ながら撮影ポイントを探す事にした。

彼女は素直に僕の言う事を聞き、何枚かスナップ写真を撮っていた。
すると僕はいつしか彼女のペースにはまり、撮影をそっちのけで楽しんでしまっていた。

気になった僕は今日の理由を彼女に聞いてみた。
彼女は仕事優先の毎日で恋愛経験も少なく、こうやって男の人と外を歩いてみたかったらしい。


そろそろ約束の時間も終わりに近づき、彼女にこの後の予定を聞いてみた。
彼女は僕の眼を見つめ、

「何もないです・・・」



僕はドキドキしながら彼女の大きな瞳を見つめていた。
とは言っても、彼女も同じ気持ちなのだったのだろう。

何気ない会話からさりげなくお互いの身体を触り、相手の反応をうかがっている。

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